日本気象学会にて共同研究の発表が行われました
10月24日から27日にかけて北海道大学で行われた日本気象学会2022年度秋季大会にて、弊社と共同研究を行っている三重大学 気象・気候ダイナミクス研究室所属の加藤様が発表を行いました。
「黒潮大蛇行が及ぼす海上の落雷分布の変化」として、気候学的な観点から、黒潮大蛇行時/非蛇行時の日本周辺海域での落雷分布の関係を考察し、有意な結果が得られました。
黒潮大蛇行は、海面水温を変動させて大気にも影響を与えるため、異常気象の原因のひとつの要因となります。
今回の研究の中で、陸上とは異なる落雷発生原理の可能性が示唆され、今後は海上の落雷の発生原理への理解を深めていく予定です。
▲大蛇行(2018~2020年)と非大蛇行(2011~2016年)の落雷数の比
①全領域 ②暖水塊 ③冷水塊(論文より引用)
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