地震発生直後に、震源近くの地震計で初期微動(P波)を捉え、この観測データを基に、地震の規模(マグニチュード)や震源位置などが直ちに推定されます。その直後に通信回線を通じて、お客様の端末まで情報が配信され、強い揺れを引き起こす主要動(S波)の到達前に、各地の推定震度や主要動到達までの余裕時間を瞬時に計算します。
緊急地震速報が従来の地震情報と大きく異なる点は、その迅速性です。緊急地震速報は地震検知後数秒~1分程度の間に数回の情報を配信します。第1報は迅速性が優先され、その後配信される情報の精度は次第に高くなっていきます。
基本的に、雷・気象情報提供用システム「ライトニングスコーププラス」(衛星版)のオプションとしてのご提供となります。緊急地震速報のみの利用をご希望の場合は、お問い合わせください。
気象庁では、緊急地震速報の受信端末の利用者が本来の利用目的に即して適切に利用できるよう、受信端末や配信方法を選択する際や、緊急地震速 報を利用する際の参考となる事項について検討を行い、「緊急地震速報を適切に利用するために必要な受信端末の機能及び配信能力に関するガイドライン」を示しています。
http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/katsuyou/receive.html#yohou
本ガイドラインは、受信端末利用者が本来の目的に即して緊急地震速報を利用するための推奨事項をまとめたものです。フランクリン・ジャパンでは、本ガイドラインに沿って緊急地震速報の受信端末を今後導入される方や現在利用されている方に対し、端末の機能や配信能力に関して公開・説明をいたします。
詳しくは、緊急地震速報ガイドライン適応状況.pdf【PDF/122KB】をご覧ください。