雷観測・落雷状況

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JLDN 全国落雷マップ

全国落雷密度マップ(IEC規格準拠)

■期間: 2011年~2020年
■集計方法: 10年間年平均
■メッシュサイズ: 10㎞×10㎞

2011年~2020年の10年間に、全国雷観測ネットワーク「JLDN」で観測されたデータをもとに作成した落雷密度マップです。 日本列島を一辺10㎞のメッシュで区切り、メッシュ内の落雷発生数を10年間の年平均値で表しています。 南東北から関東地方にかけての内陸部、中部・近畿・中国の内陸部、九州~トカラ列島にかけてのエリアが雷の多い地域となっています。

※「JLDN」は、雷観測装置から求めた落雷密度に関する国際規格であるIEC62858を日本で唯一満たしている雷観測ネットワークです。この国際規格から、JLDNは日本と周辺部において、10㎞×10㎞のメッシュで大地落雷密度を求めることができることを確認しています。

※ひとつの落雷では、多くの場合、複数回の放電が繰り返されます。落雷中のそれぞれの放電を雷撃(stroke)と呼びます。また、一連の雷撃を合わせて落雷(flash)と呼びます。「JLDN」は、雷の数を雷撃(stroke)で観測していますが、このマップはIECの規格に合わせ、落雷(flash)の数で作成しています。

 

全国落雷密度マップ 冬季(IEC規格準拠)

■期間: 2011年~2020年(11月~3月)
■集計方法: 10年間年平均
■メッシュサイズ: 10㎞×10㎞

2011年~2020年の冬季(11月~3月)に、全国雷観測ネットワーク「JLDN」で観測されたデータをもとに作成した落雷密度マップです。 日本列島を一辺10㎞のメッシュで区切り、メッシュ内の落雷発生数を、冬季(11月~3月)10年間の年平均値で表しています。
陸上においては、東北から北陸にかけての日本海側と九州南西部が、冬季(11月~3月)に雷の多い地域となっています。 東北~中国地方にかけての日本海沿岸では「冬季雷」とよばれる冬型の気圧配置時に多く見られる雷が発生します。そのため雷日数は年間を通して雷のある冬季雷地域で多く、この地域では冬でも落雷による災害が多く発生します。

※「JLDN」は、雷観測装置から求めた落雷密度に関する国際規格であるIEC62858を日本で唯一満たしている雷観測ネットワークです。この国際規格から、JLDNは日本と周辺部において、10㎞×10㎞のメッシュで大地落雷密度を求めることができることを確認しています。

※ひとつの落雷では、多くの場合、複数回の放電が繰り返されます。落雷中のそれぞれの放電を雷撃(stroke)と呼びます。また、一連の雷撃を合わせて落雷(flash)と呼びます。「JLDN」は、雷の数を雷撃(stroke)で観測していますが、このマップはIECの規格に合わせ、落雷(flash)の数で作成しています。

 

全国落雷日数マップ

■期間: 2011年~2020年
■集計方法: 10年間年平均
■メッシュサイズ: 25㎞×25㎞

2011年~2020年の10年間に、全国雷観測ネットワーク「JLDN」で観測されたデータをもとに作成した落雷日数マップです。気象庁の雷雨日数マップ(1954年~1963年の10年間)が緯度経度15分毎(日本付近では大体25㎞×27.5㎞)で雷雨日数を求めていたことから、日本列島を一辺25㎞のメッシュで区切り、メッシュ内の落雷日数を10年間の年平均値で表した図を基に、等値線を引いています。
陸上においては「東北日本海側、北陸、山陰、九州南部~トカラ列島」が雷日数の多い地域となっています。 東北~中国地方にかけての日本海沿岸では「冬季雷」とよばれる冬型の気圧配置時に多く見られる雷が発生します。そのため雷日数は年間を通して雷のある冬季雷地域で多く、この地域では冬でも落雷による災害が多く発生します。 一方、九州南部~トカラ列島にかけては、低気圧及び前線通過時の落雷によるものと考えられます。

※モノクロ版の全国落雷日数マップはこちらからダウンロードいただけます。

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