屋内での避難行動

屋内は基本的に安全ですが、いくつか注意点があります

屋内にいる場合は電化製品などからの感電に注意しましょう。

電源や電話線からの感電防止

屋内は落雷に対し概ね安全な空間ですが、電話線や電源線、アンテナ線などは外部から屋内への雷の侵入ルートとなり得ます。実際に、これらに繋がる電化製品を経由して、人が感電する事故の例があります。落雷時に屋内へ避難した場合には、外部から建物に入るこれらの線に繋がる電気器具や、壁・柱などから1m以上離れるとよいでしょう。
あるいは、雷から守りたい電子機器(パソコンや通信機器)の電源線や通信線を、雷接近時に外しておくと、それらの機器を守れる効果があります。

水道管や排水管からの感電防止

電源や電話線と同じく、水道管や排水管などの金属管などを伝わり、雷の高電圧が屋内に侵入する恐れがあります。落雷時には、入浴などは避けた方がより安全です。