2020.08.17

2020年8月13日 関東の雷

雷ニュース

2020年8月13日、西日本から東日本は前日(12日)に引き続き高気圧に覆われて晴れて気温が上昇し、関東地方では午後から大気の状態が不安定になりました。
※8月12日の雷雨についての記事はこちら


【2020年8月13日15時 実況天気図(気象庁HPより)】

下図は、2020年8月13日14時の気温です。
関東南部内陸部を中心に気温が上昇し、所々で35度を超える猛暑日となりました。

関東地方は、この気温上昇や高気圧の縁から暖かく湿った空気が入った影響で、午後は大気の状態が不安定となり、昼過ぎから夜にかけて雷が多発しました。

下図は8月13日14時〜20時までの関東地方の落雷の状況です。
前日程広い範囲の落雷ではなかったものの、局地的に激しい雷雨となりました。
関東南部では昼過ぎから夕方頃にかけて、関東北部では夕方から夜にかけて雷が発生していたのが分かります。

埼玉県内で雷が原因と思われる停電やJR常磐線の遅れ、千葉県ではプロ野球の試合開始が遅れるなど、各地で影響がでました。
この時間内に関東地方で発生していた雷は、前日(15,000回)の5割強の8,000回でした。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)


※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。

下図は、東京付近の8月13日15時50分ごろの10分間の落雷の状況です。(弊社Twitterより引用)
埼玉県では、 前日(12日)とほぼ同じエリアで落雷が多発しているのがご確認頂けます。
★弊社のTwitterでは、東京駅を中心とした100km四方の落雷状況をツイートしています。
 ⇒アカウントはこちら

■東京付近の8月12日14時ごろの10分間の落雷の状況↓(弊社Twitterより引用)

 

8月は最も雷の多い時期となります。
このウェブサイト内の雷の知識のページでは、雷から身を守る方法を学ぶことができます。
また、こちらのページからは雷から身を守る方法をコンパクトにまとめた冊子「教えて!フランクリン先生」をダウンロードいただけますので、最新の気象情報とともに、これらのコンテンツをお役立てください。

☆8月13日の全国の落雷状況はこちらからご覧いただくことができます。
(1ヶ月間の限定公開となります。)