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雷トピックス
2020.08.12
2020年8月12日 関東地方で雷が多発
雷ニュース
2020年8月12日、日本付近は西日本から東日本を中心に勢力の強い太平洋高気圧に覆われ、日中は晴れて気温が上昇しました。
【2020年8月12日12時 実況天気図】
下図は、2020年8月12日12時の気温です。
内陸部を中心に気温が上昇し、各地で30度を超える真夏日となっています。
また、35度を超える猛暑日となっている地点も多く、かなり気温が上昇しているのがわかります。
関東地方は、この気温上昇や高気圧の縁からの湿った空気の影響を受けるとともに、気圧の谷の通過も重なって、昼前から大気の状態が不安定となり、夜遅くまで広い範囲で激しい雷雨となりました。
関東地方の広い範囲で雷が原因と思われる停電が起き、埼玉県越谷市では時間雨量80mmを超える猛烈な雨が降った影響で、JR東川口駅や大宮駅周辺で冠水するなど被害が相次ぎました。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測では、13時半から14時半までの1時間にさいたま市付近の20km四方で、3,000回以上の落雷を観測しました。
下図は、東京付近の14時ごろの10分間の落雷の状況です。(弊社Twitterより引用)
埼玉県で落雷が多発しているのがご確認頂けます。
★弊社のTwitterでは、東京駅を中心とした100km四方の落雷状況をツイートしています。
⇒アカウントはこちら
【落雷発生】(前10分間)エリア内に 1189 回の落雷が観測されました。#落雷 #雷 #カミナリ pic.twitter.com/zitPPodE0c
— フランクリン・ジャパン (@Franklin_Japan) August 12, 2020
また、下図は11時〜20時までの関東地方の落雷の状況です。
長時間、広い範囲で雷が発生していたのがわかります。
この時間内に発生していた雷は、15,000回とかなり多くなりました。
(フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
8月は最も雷の多い時期となります。
このウェブサイト内の雷の知識のページでは、雷から身を守る方法を学ぶことができます。
また、こちらのページからは雷から身を守る方法をコンパクトにまとめた冊子「教えて!フランクリン先生」をダウンロードいただけますので、最新の気象情報とともに、これらのコンテンツをお役立てください。
☆8月12日の全国の落雷状況はこちらからご覧いただくことができます。
(1ヶ月間の限定公開となります。)
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