2020.08.18

2020年8月16・17日 関東の雷

雷ニュース

2020年8月16日から17日にかけて、日本付近は西日本を中心に高気圧に覆われ、東北地方南部に前線が停滞していました。
先週に引き続き日中の気温が上昇したことや、高気圧の縁からの暖かく湿った空気の影響で、関東地方は16日・17日とも午後は大気の状態が不安定となりました。

広範囲で落雷の多かった8月12日13日ほどではなかったものの、関東地方は昼過ぎから夜にかけて局地的に雷雨となりました。
以下の図は8月16日・17日のそれぞれの日の実況天気図と落雷の状況を表しています。

8月16日


【2020年8月16日15時 実況天気図】


【2020年8月16日13時~19時 落雷状況図】
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。

16日は、山間部での落雷は茨城県北部にとどまり、東京都内の平野部で局地的に雷雲が発生していたのが特徴的でした。
下図は、東京付近の8月16日17時ごろの10分間の落雷の状況です。(弊社Twitterより引用)
★弊社のTwitterでは、東京駅を中心とした100km四方の落雷状況をツイートしています。
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☆8月16日の全国の落雷状況はこちらからご覧いただくことができます。
(1ヶ月間の限定公開となります。)

8月17日


【2020年8月17日15時 実況天気図】


【2020年8月17日14時~21時 落雷状況図】
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。

17日は、関東北部の平野部で落雷が多発し、関東南部では山間部中心で平野部での落雷はほとんどありませんでした。

☆8月17日の全国の落雷状況はこちらからご覧いただくことができます。
(1ヶ月間の限定公開となります。)

 

8月は最も雷の多い時期です。
この先もまだ雷が多発する日があると予想されます。
雷ぶらり内の雷の知識のページでは、雷から身を守る方法を学ぶことができます。
また、こちらのページからは雷から身を守る方法をコンパクトにまとめた冊子「教えて!フランクリン先生」をダウンロードいただけますので、最新の気象情報とともに、これらのコンテンツをお役立てください。