2024.06.04

2024年6月2~3日の落雷

雷ニュース

2024年6月2~3日は、この時期としては強い寒気(500hPaで-12~-15℃)が流れ込んだ影響で、2日は東北~近畿、3日は東北南部~関東甲信を中心に激しい雷雨となりました。
2日の15時半頃、落雷などにより、瞬間的に電圧が低下する「瞬時電圧低下」(瞬低)と呼ばれる現象が関東地方で発生し、テーマパークではアトラクションが一時停止等の影響がありました。

下図は、6月2日9時~3日21時の天気図です。
日本の南海上から東海上に前線がのび、日本付近は高気圧と高気圧の間で気圧の谷となっていました。

【2024年6月2日9時~3日21時 実況天気図(気象庁HPより)】

下図は、それぞれ6月2日12時~18時、6月3日14時~21時の関東地方の落雷の状況です。
6月2日は昼過ぎから夕方、3日は夕方から夜を中心に雷が発生しました。
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)


【2024年6月2日12時~6月2日18時 落雷状況図】


【2024年6月3日14時~6月3日21時 落雷状況図】

 

下図は、東京付近 6月3日20時50分頃の落雷状況です。(弊社Xより引用)
☆弊社のX(旧Twitter)では、全国主要都市(東京関西名古屋札幌仙台金沢福岡沖縄)100km四方の落雷状況をポストしています。

 

 

 


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