2024.04.17

2024年4月16日~17日の雷

雷ニュース

2024年4月16日の夕方から17日の朝にかけて、上空の強い寒気や湿った空気の影響で西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が不安定になりました。特に、関西や中部地方では各地で激しい雷雨となり、雹の降った所もありました。この落雷の影響で、関西電力管内で停電が発生しました。

下図は、4月16日21時の天気図です。
日本海を進む低気圧に伴う寒気や高気圧の縁から湿った空気が流れ込んでいました。

【2024年4月16日21時 実況天気図(気象庁HPより)】

下図は、4月16日16時~17日7時の落雷の状況です。
16日の夕方から夜にかけては関西、16日の夜遅くから17日の朝にかけては中部地方を中心に落雷があり、陸域での落雷数は約3900回でした。
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)


【2024年4月16日16時~4月17日7時 落雷状況図】

下図は、大阪付近 4月17日0時30分頃の落雷状況です。(弊社Xより引用)
平野部でも落雷が発生していました。
☆弊社のX(旧Twitter)では、全国主要都市(東京関西名古屋札幌仙台金沢福岡沖縄)100km四方の落雷状況をポストしています。

 

 


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