2023.08.02

2023年8月1日 関東地方での落雷

雷ニュース

2023年8月1日は、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過した影響で、関東甲信地方の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となりました。

未明から明け方ごろにかけて神奈川県を中心、昼前から夕方ごろにかけては関東南部、夕方から夜にかけては関東北部や甲信地方の山間部を中心に雷が多発しました。

特に、昼前から昼過ぎにかけては都心を中心に雷を伴った激しい雨が降り、風も強まるなど荒れた天気となりました。


【2023年8月1日12時 実況天気図(気象庁HPより)】

下図は、8月1日10時~16時の落雷の状況です。
関東南部を中心に平野部でも雷が多発していたのがわかります。
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)


【2023年8月1日10時~16時 落雷状況図】

この雷雨により東京電力管内では、1万7000軒超で停電となったり、羽田空港では一時飛行機の出発ができなくなるなど大きな影響がありました。

下図は、首都圏 8月1日12時30分頃の落雷状況です。※弊社X(旧Twitter)より引用
東京都心や千葉県で雷がかなり多く発生していたのがわかります。
☆弊社のX(旧Twitter)では、全国主要都市(東京関西名古屋札幌仙台金沢福岡沖縄)100km四方の落雷状況をツイートしています。

 


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