2022.07.28

2022年7月28日の落雷

雷ニュース

2022年7月28日も南海上を北上する熱帯低気圧からの湿った空気が流れ込んだ影響で、東日本の内陸部を中心に午後は大気の状態が非常に不安定となりました。
夕方から夜にかけては関東地方の平野部でも激しい雷雨となり、1時間に100mmを超える猛烈な雨が観測された埼玉県では、いくつかの地点で記録的短時間大雨情報が発表されました。また、東京都青梅市や群馬県太田市では落雷が原因と見られる火災が発生する等の被害が相次ぎました。

下図は、7月28日15時の天気図です。
昨日(27日)から気圧配置に大きな変化はなく、引き続き南海上からの暖かく湿った空気が入りやすくなっていました。

【2022年7月28日15時 実況天気図(気象庁HPより)】

下図は、7月28日15時~21時の落雷状況図です。
関東甲信地方の内陸部を中心に雷が多発していたのがわかります。
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)


【2022年7月28日15時~21時 落雷状況図】

下図は、首都圏の 7月28日18時40分頃の落雷状況です。(弊社Twitterより引用)
埼玉県で雷が多発していたのが確認できます。
☆弊社のTwitterでは、全国主要都市(東京関西名古屋札幌仙台金沢福岡沖縄)100km四方の落雷状況をツイートしています。

 

 

 


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