2022年7月12日の落雷状況

2022年7月12日は、日本海を進む低気圧や上空の寒気の影響で、午前中は西日本、午後は北日本～東日本を中心に大気の状態が不安定となりました。各地で雷とともに激しい雨が降り、道路の冠水や浸水などの被害が相次ぎました。

下図は、7月12日12時の天気図です。
日本海を進む低気圧に向かって南からの暖かく湿った空気が流れ込んでいました。

【2022年7月12日12時　実況天気図（気象庁HPより）】

下図は、7月12日0時～5時の落雷の状況です。
近畿地方では兵庫南部から大阪にかけてまとまった雨が降り、特に神戸では6時間に降った雨の量が130.0ミリの観測史上1位の雨量となりました。この雨に伴い落雷も多発していたのが確認できます。
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
（フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より）

【2022年7月12日0時～5時　落雷状況図】

下図は、7月12日3時30分頃の関西地方での落雷状況です。（弊社Twitterより引用）
神戸付近で落雷が多発していたのがこちらの図でもわかります。
☆弊社のTwitterでは、全国主要都市（東京・関西・名古屋・札幌・仙台・金沢・福岡・沖縄）100km四方の落雷状況をツイートしています。

【落雷発生】（前10分間）エリア内に 76 回の落雷が観測されました。#落雷 #雷 #カミナリ
全国の落雷状況はこちらから御覧ください。
https://t.co/yzUQxPeoKh pic.twitter.com/SAilSZ5F7z

— 関西⚡️フランクリン・ジャパン (@fjc_west1) July 11, 2022

また、下図は、7月12日16時～24時の落雷の状況です。
埼玉県鳩山町では3時間で263.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上1位を記録しました。神戸と同様に雨だけではなく、落雷も多く発生していました。（鳩山町：画面中央の赤丸付近）
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
（フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より）

【2022年7月12日16時～24時　落雷状況図】

下図は、7月12日20時30分頃の首都圏の落雷状況です。（弊社Twitterより引用）
埼玉県で激しい雨とともに落雷も発生していました。

【落雷発生】（前10分間）エリア内に 22 回の落雷が観測されました。#落雷 #雷 #カミナリ
全国の落雷状況はこちらから御覧ください。
https://t.co/pNlkAlZ4LO pic.twitter.com/iV4U97ldTa

— フランクリン・ジャパン (@Franklin_Japan) July 12, 2022

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また、こちらのページからは雷から身を守る方法をコンパクトにまとめた冊子「教えて！フランクリン先生」をダウンロードいただけますので、最新の気象情報とともに、これらのコンテンツをお役立てください。