2026.08.07

雷雨の前兆 気温約10℃も下がることも!?

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雷雲が近づいているサインとして「冷たい風が吹いてくる」ことが挙げられますが、実際どれくらい冷たい風が吹いているのでしょうか?

連日の雷雨

2026年7月下旬、日本各地で連日、突然の雷雨が発生しました。
「屋外にいた時に天気が急変してびしょぬれになってしまった」「雷が近くに落ちてびっくりした」という方も多いのではないでしょうか。
天気の急変を予測する方法として、雨雲レーダーを活用するのと同じくらい大事なのが「観天望気」です。「観天望気」とは空や空気の変化を五感で感じ取ることを指します。

>本サイトの「雷の知識」ページでも紹介していますので、ぜひご覧ください
 「観天望気の仕方」についてはこちら

 

「冷たい風」はどれくらい冷たい?

今回は雷雲が近づいているサインの中でも「急に冷たい風が吹いてくる」について、実際どれくらい冷たい風が吹いてくるのか、というのを実際の観測データ(アメダスデータ)から見ていきましょう。

【2026年7月25日 神奈川県・海老名】
17時45分ごろから18時10分ごろまでに雷を伴う27mmの雨が降りました。雨が降る前の17時40分には30.3℃だった気温が、その10分後には26.6℃まで低下し(-3.7℃)、雨が止む直前の18時00分には24.4℃まで低下しています(最終的に-5.9℃)。

■海老名アメダス:気温と降水量の推移(2026年7月25日 17:00〜19:00)

【2026年7月26日 東京都・府中】
12時20分ごろから13時ごろまでに雷を伴う20mmの雨が降りました。雨が降り始めた12時20分には32.1℃だった気温が、10分後には27.5℃まで低下し(-4.6℃)、その後雨が止む直前の12時50分には23.7℃まで低下しました(最終的に-8.4℃)。


■府中アメダス:気温と降水量の推移(2026年7月26日 12:00〜14:00)

【2026年7月28日 京都府・京都】
14時30分ごろから15時10分ごろまでに雷を伴う17mmの雨が降りました。雨が降り始める13時30分には34.9℃だった気温が、10分後には30.4℃まで低下し(-4.5℃)、その後雨が止む直前の15時には24.4℃まで低下しました(最終的に-10.5℃!)。


■京都アメダス:気温と降水量の推移(2026年7月28日 13:30〜15:30)

 

気温を約10℃下げるほどの冷たい空気が流れてくる!

2026年7月28日の京都府・京都のアメダス観測データによると、なんと1時間半で気温が10.5℃低下しています。まるで冷房の風のようですね。室温35℃の部屋を25度まで下げるほどの冷たさと考えたら、だいぶひんやりとした風であることがイメージしやすいかもしれません。
もちろん自然のことなのでいつもそれほど冷たい空気が流れてくるとは限りませんが基準の一つとして頭に置いておいていただいて、そのような風を感じましたらぜひ手元のスマートフォンで雨雲レーダーを確認してみてください。

>冷たい風が流れてくる理由はこちらの記事(雷の知識「積乱雲の一生」)をご覧ください。

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