2024.08.05

2024年8月4日の落雷

雷ニュース

2024年8月4日は、東~西日本を中心に気温が上昇し、午後は広い範囲で大気の状態が不安定となりました。

下図は、8月4日12時の天気図です。
東~西日本は、日本の南海上を進む熱帯低気圧からの暖かく湿った空気の入りやすい状態でした。

【2024年8月4日12時 実況天気図(気象庁HPより)】

下図は、8月4日12時~18時の落雷の状況です。
近畿地方では、午後から、気温の上昇とともに雷雲が発達し、平野部でも落雷が頻発しました。この日の近畿地方全域の落雷数は、7,500回でした。
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)

【2024年8月4日12時~18時 落雷状況図】

下図は近畿地方の気温分布です。
平野部を中心に気温が上昇し、大阪市ではこの夏一番となる38.3℃を記録しました。

【2024年8月4日14時10分 気温】

下図は、大阪付近 8月4日15時30分頃の落雷状況です。(弊社Xより引用)
関西では、夕方から夜にかけて雷雨となり、この影響で、一時約14,000戸に停電が発生しました。
☆弊社のX(旧Twitter)では、全国主要都市(東京関西名古屋札幌仙台金沢福岡沖縄)100km四方の落雷状況をポストしています。

 

 


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