2022.06.12

2022年6月12日関東の落雷

雷ニュース

2022年6月10~12日は、上空の寒気の影響で東北地方から中部地方にかけて大気の状態が不安定となりました。
特に、12日の昼過ぎから夕方頃にかけては、関東南部の平野部でも雷を伴って激しく雨が降り、雹も観測されました。
また、東武東上線では落雷により運転の見合わせ等の影響がありました。

下図は、6月12日12時の天気図です。
11日~12日にかけて西日本~東日本の太平洋側を中心に雨をもたらした前線上の低気圧は東に進み、日本海に高気圧が停滞していました。
低気圧通過後は、所々で日が射し気温も上昇していました。


【2022年6月12日12時 実況天気図(気象庁HPより)】

下図は2022年6月12日12時の関東地方の気温分布です。
南部を中心に25℃を超える夏日となっていました。


【2022年6月12日12時 気温】

下図は、6月12日12時~15時の落雷の状況です。
時間を追うごとに雷が関東北部から南部に移動していったのがわかります。
※×印が一回の落雷を表し、落雷の発生した時間帯ごとに色分けがされています。
フランクリン・ジャパンの雷観測システムJLDNの雷観測より)


【2022年6月12日12時~15時 落雷状況図】

東京付近 6月12日13時50分頃の落雷状況です。(弊社Twitterより引用)
☆弊社のTwitterでは、全国主要都市(東京関西名古屋札幌仙台金沢福岡沖縄)100km四方の落雷状況をツイートしています。


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