ホーム>いなずまブログ>雷のこと

雷のこと

観天望気

2018731184752.jpg

「観天望気」という言葉、聞いたことありますか?

「かんてんぼうき」と読みます。

空や雲を見たり、風など空気を肌で感じて今後の天気を予想することを言います。

 

有名な所では、「夕焼けの次の日は晴れ」

「太陽や月に暈がかかると雨」などがあります。

これは、大体天気は西から東に進むため、

西の空を見れば次の日のおおよその天気が分かるということです。

(もちろん、先日の台風12号のように東から西に進む場合もあるので、

すべてというわけではありませんが…)

 

現在、天気予報はコンピュータで予測しています。

しかし、雷雨などのコンピュータでは予測の難しいスケールの小さい現象や

短時間の予報、天気の急変を察知するにはまだまだ重要な要素になっています。

 

と、いうわけで予報を担当する私たちも日々、天気図とともに実際の空を見ています。cloud

(※サボりではありません。…たぶん…coldsweats01

 

弊社の屋上から見える空。

20188215811.jpg

夏季、午前中から発達した雲が見られると午後関東北部での雷雨となる可能性が高い

とは、先輩M氏からの教え。

 

7月20日14時30分頃、北西の空には夏らしい発達した積乱雲がありました。

20188215835.jpg

 

この時、弊社の北西方向にあたる奥多摩方面で雷雨となっていました。(落雷を×で表示しています)

201882151640.jpg

 

 

雷雨をもたらす積乱雲は時間・空間ともにスケールが小さい局地的な現象です。

晴れていても突然の雷雨に襲われることも多いため、雷雨の前兆を知ることはとても重要です。

 

一般的に、雷雲が接近しているサインは以下の通りです。

 

■積乱雲が大きくなる

201882175757.jpg

 

■黒い雲が近づき、周囲が暗くなる・冷たい風が吹く

201882175823.jpg

 

また、首都圏の方は、弊社Twitterを見て頂ければ雷雲がどこにあるか確認できますsign01

 

観天望気、弊社Twitterなどを活用し、雷にそなえて楽しい夏をお過ごしくださいshine

 

 

<気象予報部 es>

関東甲信越地方、梅雨明け...の一方で西日本は激しい雷雨

201865133231.jpg

今週は日本各地で日中の最高気温が30℃を越える真夏日が続いていますsun

35℃を越える猛暑日となった所もあり非常に熱い一週間でした。sweat01

もちろん、弊社のある相模原も例外ではなく暑いですwobbly

梅雨寒だった先週とは対照的。

(サッカーW杯の盛り上がりが気温までも上昇させたのでしょうか…

おかげで?こんな冷感グッズ→に手がでてしまいました。今シーズンのイーグルスの成績レベルで冷えます。

 

2018629174349.jpg

天気図を見ても梅雨前線がすっかり北上して梅雨明けしたかのようです。(上図:本日9時の天気図)

 

とはいえ、6月で梅雨明けなんてありうるのだろうか…

なんて思っていた矢先、

気象庁より関東甲信地方の梅雨明けが発表されましたsign01

6月29日の梅雨明けは平年よりも22日、昨年よりも7日早いそうです。(sign02

また、6月での梅雨明けは統計開始以来初とのこと(sign03

 

この梅雨入り・梅雨明けの日付は速報値となっており、

秋ごろに春夏の天気傾向を見て、再検討されるようです。

ひょっとすると再検討された際、梅雨明けの日がもっと早まるかもしれませんね。

 

20187295414.jpg

さて、関東甲信越地方が梅雨明けした一方で、

西日本は日本海から北日本にのびる前線に向かって

高気圧の縁辺から暖かく湿った空気が入った影響で

激しい雷雨となっていました。shock

 

(右図は、弊社の気象情報システム”Lightning Station”より。

本日0時から18時までの落雷の状況です。

※落雷を1つ1つ×印で示しています)

 

また、50mm/hを越える非常に激しい雨の降った地点もありました。

 

高気圧が張り出してくる梅雨明け直前は、

高気圧縁辺から暖かく湿った空気が入りやすくなるため

激しい雷雨となりやすい傾向にあります。

西日本は、その典型的なパターンでした。sweat01

 

また、これから夏にかけて本格的な雷シーズンになってきます。thunder

熱中症とともに天気の急変にもご注意くださいsign01

 

ちなみに…弊社Twitterで首都圏の落雷情報をツイートしています。

こちらもぜひ参考にしていただけたらと思いますhappy01

アカウントはこちら

 

 

<気象予報部 es>

 

 

 

東日本~西日本で雷雨!

5月1日は、上空に強い寒気を伴った気圧の谷が通過したことや所々で25℃を超える夏日となるなど日中の気温が上昇した影響で、

東日本を中心に午後から俄雨や雷雨となりました。thunderrain

20175117206.png

↑弊社のJLDNが0時から17時までに観測した雷の様子。(弊社商品のライトニングステーションの画面より)

時間ごとに色分けがされており、雷の範囲が西から東に移動しているのがわかります。 

 

特に、関東南部では昼から夕方頃にかけて落雷が多発してました。sweat01

201751172518.png 201751174554.png

↑昼の12時から15時までの雷の様子。

(弊社のある相模原でも落雷が多発し、一時雷鳴が響いていましたcoldsweats01

 

雷雨は「突然」起こるようなイメージがありますが、

今日のように雷雲が移動している場合はある程度の予測は可能となります。

気象情報を上手く活用し、災害防止につなげていって頂ければと思います。

(弊社の雷情報は、Yahoo!でもご覧頂くことができます)

 

もし、雷雲が迫っているような時は…

・頑丈な建物や車の中に移動

・専用に作られた避雷小屋に避難

 ただし、東屋や仮設テントなどは×

※野外で避難場所がない場合は、できるだけ体を低くして、
 決して木の下には逃げ込まないようにしてください。

 

明日は、上空の寒気は抜け、日本付近は広く高気圧に覆われて晴れる所が多くなる見込みです。sun

また、今日のような俄雨や雷雨となる可能性も九州ではやや高いものの、その他の地域ではほとんどないでしょう。

 

 

<気象予報部 es>

Lightning Stationリリースいたしました!

201744171231.png

弊社では、2017年4月4日より、Web上で雷情報をはじめとした気象情報を提供する

Lightning Station(ライトニングステーション)のフルバージョンをリリースいたしました。flair

 

昨年度より、Lightning Station<W1>として簡易版の提供を開始しておりましたが、

今回のリニューアルにより、気象情報の追加や雷情報の更新間隔を短くするなど、コンテンツの強化をいたしました!shine

 

そんな4月3日は、リリースの前祝いかのように?上空に真冬並みの強い寒気が通過した影響で、

北陸地方だけでなく、関東地方でも午後から発雷が多発していました。rainthunder

 

Lightning Stationで1日分の雷を表示するとこのような感じになります↓ eyesweat01

201744162024.png

…こんなに激しかったのに、弊社周辺@相模原では雷の気配すらありませんでしたdown

(※製品版の表示範囲は、お客様中心200km四方に限定されます)

 

ちなみに、弊社では現在の落雷状況とともに、過去1か月分の雷の状況をHP上で表示しています。ぜひご覧くださいsign01

リンクはこちら→→→→ 【過去の落雷状況】 【現在の落雷状況】

 

 

また、今回のバージョンからは雷雲の移動解析が新たにコンテンツに加わりました!!thunder

こちらは、現在の雷雲が今後どのように動くか下図のように矢印で示してあります。

※現在~前1時間までの雷を時間ごとに色別に×や□で表示しています。(×:落雷、□:雲放電)

201744163440.png

 

…上図の予測から約20分後の雷の状況↓

ほぼ予測通りに雷が移動しているのがわかりますhappy01 

20174416358.png

 

ここに紹介したのはほんの一例ですが、弊社ではコンテンツの充実を図り、

お客様によりよい情報提供をできるよう努力してまいりますup

 

201744171231.png

※Lightinig Stationの商品ページはこちらから

 

 

<気象予報部  es>

夏のスカイツリーと冬の雷

こんにちは。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

私のお正月は、今まで観ようかどうか3年ぐらい迷っていたDVDをついに借り、初詣に行くこともなくだらだらと実家で過ごしていました。世界的な作品なので何度観ても飽きませんでした。

まだまだ正月ボケが抜けきっていないようで、最近、リフレッシュと思って食べたドライフルーツで胸焼けしてしまいました。体内時計も狂いっぱなしで困っていますが、好天が続いているのでお日様を浴びて頑張っていますbudsun

 

話は表題の方へと変わりますが、皆さんはスカイツリーに昇ったことはありますか?スカイツリーは高さだけではなく雷でも近ごろ有名です。高すぎて、雷の多い夏場はよく雷が落ちるのです(とてもうまく地中に電気が走るので安全上は全く問題ありません)。なぜ高すぎて落ちるのかというと、634mという高さは積乱雲の一番下の高さ(雲底高度)にとても近いからです。

積乱雲は電気エネルギーが溜まり過ぎるとバランスが取れなくなり、地上の電荷と中和しようとして放電し、雷となります。←実は雷が地面に落ちるまで、雷は何度も空気の絶縁を破壊しながら頑張って進んでいます   snail sweat01 sign04

頑張らないとリフレッシュができない雷雲は当然近いものに雷を落とそうとします。こうした理由で、634mのツリーに落ちやすいというわけなのです。

 

スカイツリーにはどんな雷が落ちているのか、、

雷には上向き、下向きと、放電の方向があります。主に下向きは夏の雷に多く、上向きは冬の雷に多いです。夏場に落雷の多いスカイツリーですが、どうやら上向き雷が多いみたいです。恐らく、高さが原因でしょう。なぜなら、冬の雷が上向き雷となる理由が積乱雲の高さにあるからです。

では、雲が低いとなぜ上向きになるのか?

201611417287.jpgのサムネイル画像


冬の空は低いイメージがありますよね?それと同じで、冬の積乱雲は高度が低いのです。エネルギーが溜まり過ぎた雷雲が近くにあると、それを看かねた地表が自ら放電し、雲の中の電気エネルギーをごっそりと地表に請け負ってしまいます。遠すぎると地表も頑張らずに受け身になってしまうのですね。例えば・・・ロミオもジュリエットが2階のバルコニーに現れたから登場したわけで、もっと上の階に住んでいたら、降りてきたときに会えるよう工夫したり、遠くから見ているだけだったことでしょう。こんなイメージの仕方で良いと思います  !!

 

さて、今回私はスカイツリーに大規模に雷が落ちる事で周囲に落ちる雷が無くなるのでは?と思い

会社で落雷解析をしてみました・・・すると、結果はなかなか面白いもので、想定していたものとは違うものでした  riceball!  資料としては貴重なものだと思います。

気になる方は是非、お問い合わせください。

 

eigyo kishoyoho-shi  y_k。

落雷状況 ~2014年6月25日~

2014年6月25日

 

昨日に続き、

本日も、関東甲信越で雷が多発しています。

 

6/25 12:30~16:30の落雷状況

落雷状況1230-1630.png

 

大気の状態が非常に不安定なことにより発生している雷ですが、

全体的には北東方向に進んでおり、

関東甲信越地方では夜にかけても雷が続く見込みです。

 

昨日、今日と雷の発生、発達~衰弱の状況を監視していますが、

ほんの5分程度で、雨雲が雷を伴うまで急発達する

という状況が局地的に見られました。

 

ゴロゴロと雷鳴が聞こえた際は、雷雲が10㎞圏内に発生している可能性が高く、

突然、激しい雨と雷に見舞われることも考えられますので、十分ご注意ください。

 

 

M.K@営業部兼気象予報部

 

 

落雷状況 ~2014年6月24日~

 

2014年6月24日

 

本日は、関東甲信越、東海、四国、中国、近畿地方など、

広い範囲で雷雨となりました。

 

朝から、各地方では発雷が始まり、

現在になっても、継続している状況です。

 

17:30現在、

陸域における全国の落雷数は、9,000回近くに上っています。

(海上を含めると約17,000回

 

全国落雷状況.png

 

 

今日の雷雨の要因として、

上空の寒気と下層への暖かく湿った空気の流れ込みにより

大気の状態が非常に不安定になったことが挙げられ、

また、特徴としては、

雨雲の移動速度が遅く、

雷雲が同じ場所に停滞するという状況となりました。

 

各地で大雨洪水警報および竜巻注意情報が発令されていますので、

雷、突風、大雨、土砂災害等に十分ご注意ください。

 

16:40現在.jpg 

       ↓ 
  14:30~16:30の落雷状況(×印が落雷。雨雲と重ね合わせしています)

 

  16:30の雨雲(上図と比較すると、雨が強く降っている所(緑色~黄色~赤色)で発雷していることが分かります)
       ↑

16:40レーダー現在.jpg

 

明日も、大気の状態は不安定となる見込みです。

東日本を中心に発雷の可能性がありますので、警戒が必要です。

 

M.K@営業部兼気象予報部

 

 

落雷状況 ~2014年5月9日~

 

今日は、東日本を中心に雷が発生しました。

 

落雷状況.png

 → 落雷発生状況(2014/5/9 0:00~19:15)

 

日本付近(海上を含む)で発生した落雷数は、本日のみ(18:00現在)で1万回を上回っています。

 

今日の状況は、

下の衛星画像(雲の画像)でも確認できますが、

寒気を伴った低気圧が日本海を進みました。

寒冷渦.png

赤い矢印の先端付近に低気圧(渦)の中心が見えます。

 

この低気圧の南東側に当たる東日本では、湿った空気が入りやすく、

昼過ぎから、雲が急速に発達しました。

雲の動き.gif 1600.pngのサムネイル画像

 → 13:00~16:00の雲の動き。               → 16:00現在の落雷状況
  時間とともに雲域が白くなり、発達していることが分かります。       
   

 

 

雷が発生した要因として、

・上空に寒気が入ったこと

・日中、地上付近の気温が上昇したこと

等により、大気の状態が不安定になり、雷雲(積乱雲)が発生したと考えられます。

 

雷のシーズンは始まりつつありますので、

お出かけされる際は、天気予報をチェックしていきましょう!

なお、落雷状況については、弊社のホームページからも確認できますので、

ご活用いただければと思います。(弊社HP内現在の落雷状況は⇒こちらをクリック

 

さて、明日は、

日本海の低気圧は東に去り、全国的に天気は回復する見込みです。

乾いた空気に変わるため、本日のような雷が発生する可能性は低いでしょう。

 

良い週末をお過ごしください。

 

M.K@営業部兼気象予報部

 

 

 

★最新版に更新!★ 全国落雷統計データ

 

2014年が始まって2ヶ月が経ちました。

 

弊社の所在地の相模原において、2/4には雪が降り、

季節の流れを感じます。

 

IMG_2795.JPG

 

さて、

年が明け、

弊社の全国雷観測ネットワーク(JLDN)で捉えた、

2013年までの雷データの集計が完了しましたので、

早速、「最新版 全国落雷統計データ」をホームページにアップいたしました!

 

 

ご確認いただけるのは、

 

2009年~2013年(5年間)における、

◇全国落雷密度マップ 

◇全国落雷日数マップ

◇全国月別落雷数(日本列島含む2600㎞四方)

 

密度マップ2009-2013.png 日数マップ2009-2013.png 全国月別落雷数2009-2013.png

(左から、全国落雷密度マップ、全国落雷日数マップ、全国月別落雷数)

 

 

2008年~2013年(6年間)における、

◇地域別落雷数(北海道、東北、関東甲信、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州・沖縄) 

20140114更新_地域別落雷数.bmp

 

です。

 

こちらからも落雷統計データはご確認いただけますので、

よろしければご覧ください★

 

 

また、弊社では、

耐雷対策にご活用いただける落雷統計調査(有償)を、

ご希望の範囲・期間にて承っておりますので、

雷対策をご検討の際は、是非お声掛けください。

 

 

M.K@営業部兼気象予報部

日本海側を中心に落雷 ~2013年11月7日(木)~

 

2013年11月7日(木)

昨日は、日本海側の地域を中心に落雷が多発しました。

 

全国の落雷状況(2013/11/7) ↓

20131107_全国落雷状況.png

 

10分ごとの全国の落雷状況は、

弊社ホームページから、ご確認いただけます。

また、過去1週間の落雷状況もご確認いただく事ができます。

 

ニュースにもなっておりますが、

11月7日は、秋田県においても、夕方から雷が発生しており、

16時~19時までの落雷状況は、下図のようになっていました。

(?印で落雷を表示。30分ごとに色分けしています)

20131107_1600-1900.gif

 

 

日本海側の地域では

冬場はその他の季節に比べ、「冬季雷」の発生日数が増える傾向がありますので、

引き続き、警戒が必要です。

②全国落雷日数マップ2008-2012.jpg

↑ 落雷日数マップ 2008~2012年

(落雷が発生した日数に応じて、色分けしています ※図中の凡例参照)

 

 

M.K@営業部兼気象予報部