季節の話題
10月の特徴
秋の空が「天高く」といわれるのは、
湿気を多く含んだ夏の高気圧にかわって
大陸育ちの高気圧が乾燥した空気を運んでくることにより、
澄んだ青空となり空が高く感じられるからです。
10月は、上旬は秋雨前線が日本の南岸に停滞して
東日本の太平洋側を中心にぐずつきますが、
中旬頃からは大陸から進んでくる移動性高気圧に覆われるようになります。
帯状の高気圧に覆われると秋晴れが数日続くこともあります。
下旬は一時的に冬型の気圧配置が現れ、
日本海側では時雨(しぐれ)るようになります。
また、最盛期を過ぎたとはいえ台風が襲来することもあり、
この時期の台風は日本付近で移動速度が速くなる特徴があるため
大雨や強風に対する早めの対策が必要です。
<気象予報部より>
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