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2013年10月

冬にも雷は発生します

 

ここ数日、台風が日本付近へ立て続けに接近し、

被害をもたらしました。

一方、大規模に発生する雷は、ひと段落したように感じます。

 

春は、春一番

夏は、雷や豪雨

(前半)は、台風

冬は、雪

 

など、その季節に代表的な気象災害。

今回は、

実は、夏だけではなく、

冬に発生する「雷」にスポットを当てます。

 

 

上の通り、「雷」は、夏にシーズンを迎え、

人や電子機器などへ被害をもたらすことがある気象災害の一つですが、

実のところ、

”日本の日本海沿岸の地域”では冬にも雷は発生します。

このような冬に発生する雷を「冬季雷」と呼びます。

 

↓ 2013/10/30 の落雷状況(落雷の発生時間帯別に4色に色分けしています。)

20131030_落雷状況.jpg

 

冬季雷の特徴は、当ホームページ内の

雷の基礎知識 https://www.franklinjapan.jp/contents/knowledge/ でもご確認いただけます。

 

昨日(2013/10/30)、北陸~北日本の日本海側の地域に落雷が頻発しました。

落雷により、停電が発生するなどの被害が発生しました。

 

 

昨日の場合、

北日本から東日本にかけては、気圧の谷の中にあり、

津軽海峡付近は低気圧があって、東進していました。

日本海には上空5500m付近の気温が-24℃以下という、この時期としてはやや強い寒気があり、

大気の状態が不安定であったことが、雷が発生した原因の一つであると考えられます。

 

今後も冬にかけて、同地域では雷が発生しやすい時期ですので、

ご注意ください。

↓2008~2012落雷日数マップ(落雷日数に応じて色分けしています。)

全国落雷日数マップ2008-2012.jpg

↑ 上の落雷日数マップで、赤く色分けされている地域は、

他と比べ雷発生日数が多いという統計がでている地域です。

日本海側の地域は、冬季に雷が発生する日が多く、雷が多い地域と言えます。

 

 

また、

昨日の落雷について、

秋田県魁新報社 様から取材を受け、

 「さきがけ OnTheWeb」http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20131030t

(タイトル:由利本荘市で1049世帯が停電 圏内、落雷350回 2013/10/30 23:53更新)

に記事を載せていただいています。 ※記事掲載期間は1か月間のみとなります。

ご興味がございましたら、是非ご覧ください。

 

 

M.K@営業部兼気象予報部

 

 

 

 

10月の特徴

                                  

秋の深まりを感じさせてくれる紅葉は、

日最低気温が8℃以下から始まり、

霜が降りるごとに色鮮やかになると言われています。

        

彼岸花.jpg


さて、

10月は年間で最も気象変化が大きい時節です。

 

初旬は、秋霖前線が停滞して天気がぐずつきますが、

中旬以降は高気圧と低気圧が交互に通過し、

周期的な天気変化となります。

 

また、帯状の高気圧の覆われて秋晴れが続くこともあります。

 

秋晴れ.jpg

 

下旬になると、一時的に西高東低の気圧配置となり、

北日本を中心に、初霜や初氷、初冠雪、初雪の便りが届くようになります。

 

〈気象予報部より〉

台風

先日猛威を振るった台風18号。

特別警報が、京都府、滋賀県、福井県に発令されるなど、

数十年に一度しかないような非常に危険な状況にありました。

 

台風18号が去ってから、2日後、

岐阜県(滋賀県寄り)に営業に行きましたが

河川の流れは速く、台風が残した爪痕を感じました。

 

IMG_1333.JPG

 

10月2日現在、

日本周辺には、台風22号、23号が発生しています。

 

台風22号は、06時現在、八丈島の東170㎞にあり、

北に20㎞/hで進んでいます。

今日は、太平洋沿岸部を中心に、風がやや強く、雨が降るところが多い見込みです。

 

また、台風22号は、06時現在、フィリピンの東海上にあり

北に15㎞/hで進んでいます。

台風23号の今後の進路は、次第に発達しながら、

週末にかけて沖縄地方に接近すると予想されていますが、

予報円の大きさが大きいことから、

進路が変わることも考えられますので、

西日本の方々は、今後の情報をこまめにご確認ください。

 

台風21 22進路予想.png

 

M.K@営業部兼気象予報部