ホーム>いなずまブログ

いなずまブログ

10月の特徴

201810918350.JPG

秋の空が「天高く」といわれるのは、

湿気を多く含んだ夏の高気圧にかわって

大陸育ちの高気圧が乾燥した空気を運んでくることにより、

澄んだ青空となり空が高く感じられるからです。

 

10月は、上旬は秋雨前線が日本の南岸に停滞して

東日本の太平洋側を中心にぐずつきますが、

中旬頃からは大陸から進んでくる移動性高気圧に覆われるようになります。

 

帯状の高気圧に覆われると秋晴れが数日続くこともあります。

 

下旬は一時的に冬型の気圧配置が現れ、

日本海側では時雨(しぐれ)るようになります。

 

また、最盛期を過ぎたとはいえ台風が襲来することもあり、

この時期の台風は日本付近で移動速度が速くなる特徴があるため

大雨や強風に対する早めの対策が必要です。

 

 

<気象予報部より>

2018年9月の天候

2018109183134.JPG

東・西日本では、月を通して秋雨前線が停滞することが多かったため、

曇りや雨の日が多くなりました。

 

気温は、北日本では暖かい空気に覆われる日が多くなりましたが、

東・西日本では平年並みとなりました。

 

一方沖縄・奄美では高気圧に覆われる日が多く、

南からの暖かい空気が流れ込んだことによりかなり高くなりました。

 

降水量は、東・西日本では太平洋高気圧の縁辺から前線に向かって

暖かく湿った空気が流れ込みやすかったほか、

上旬の台風21号と下旬の台風24号の影響を受けたため、

かなり多くなりました。

 

特に、富山や鳥取では月の降水量を更新した地域がありました。

 

なお、北日本では中旬に移動性高気圧に覆われて

晴れの日が続いたため、月降水量はかなり少なくなりました。

 

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より>

9月の特徴

2018920182425.jpg

秋の気配は、虫の声や秋の花だけでなく雲からも感じられます。

特に、晴れた空に箒で掃いたような筋状の雲や羊の群れのような雲は、

代表的な秋の雲といえます。

 

9月は、中旬頃から太平洋高気圧の勢力が弱まり、

代わって大陸から移動性高気圧が日本付近を通過するようなります。

 

しかし、移動性高気圧の中心が北に偏ると日本の南岸には秋雨前線が停滞し

太平洋側を中心にぐずついた天気が続くようになります。

 

また、台風の発生数や接近・上陸数は8月に次いで多く、

特に大型台風(伊勢湾台風や平成3年の台風19号(別名:リンゴ台風など)の

上陸によって過去に大きな被害が発生しています。

 

秋の台風は、秋雨前線を刺激して

大雨による災害等をもたらすので厳重な警戒が必要です。

 

 

<気象予報部より>

2018年8月の天候

201892018339.jpg

8月は、上・下旬に晴れて気温が上昇した日が多かったため、

月平均気温がかなり高くなりました。

 

特に、月の前半は東海地方で猛暑日が連続15日を記録したり、

下旬は新潟県中条で40.8℃の最高気温を記録し

北陸地方で統計史上初めて40℃以上となりました。

 

降水量は、西日本の日本海側では高気圧に覆われて晴れる日が多く、

湿った気流の影響を受けることが少なかったことにとより、

月の降水量がかなり少なくなりました。

 

一方、北・東日本の日本海側では、

月の後半にかけて秋雨前線が停滞するとともに

前線活動が活発になったことにより、

月の降水量がかなり多くなりました。

 

また、沖縄・奄美では中旬に台風の影響で大雨となったことで

月の降水量はかなり多くなりました。

 

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より>

8月の特徴

2018813163344.jpg

8月は、太平洋高気圧が日本付近を広く覆い安定した晴天が続くようになり、

一年で最も気温の高い時期となりますが、

今年は例年に比べ太平洋高気圧やチベット高気圧の勢力が強い影響で、

7月から連日猛暑が続いております。

 

一般的に太平洋高気圧の盛衰は約1週間~10日程度で、

高気圧の勢力が弱まると低気圧が通過したり、

大気の状態が不安定になったりする傾向があります。

 

また8月は7月と並んで雷の発生数が最も多い月です。

 

特に、上空に冷たい空気が流れ込んでいるときや、

日本付近が太平洋高気圧の縁にあたり、

南から湿った暖かい空気が流れ込みやすいときには、

広い範囲で積乱雲が発生・発達しやすく、

局地的な大雨や落雷、突風、雹が発生することがありますので十分注意して下さい。

 

 

<気象予報部より>

2018年7月の天候

201882112043.jpg

太平洋高気圧の勢力が日本付近で強かったため、

北・東・西日本では月の平均気温がかなり高く、

特に東日本の月の平均気温としては1945年統計開始以来最も高くなりました。

 

降水量は、梅雨前線や台風7号の影響を受けた西日本を中心に記録的な大雨となり、

土砂災害や河川の氾濫など甚大な被害が生じました(平成30年7月豪雨)。

 

中でも、西日本の太平洋側及び沖縄・奄美では

月の平均降水量の2倍~3倍とかなり多くなりました。

 

日照時間は、東日本と西日本の日本海側では

太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多かったため、

月間日照時間はかなり多くなりました。

 

特に、北陸地方は月間日照時間が平年比の179%と

7月としては記録的な多照となりました。

 

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より>

観天望気

2018731184752.jpg

「観天望気」という言葉、聞いたことありますか?

「かんてんぼうき」と読みます。

空や雲を見たり、風など空気を肌で感じて今後の天気を予想することを言います。

 

有名な所では、「夕焼けの次の日は晴れ」

「太陽や月に暈がかかると雨」などがあります。

これは、大体天気は西から東に進むため、

西の空を見れば次の日のおおよその天気が分かるということです。

(もちろん、先日の台風12号のように東から西に進む場合もあるので、

すべてというわけではありませんが…)

 

現在、天気予報はコンピュータで予測しています。

しかし、雷雨などのコンピュータでは予測の難しいスケールの小さい現象や

短時間の予報、天気の急変を察知するにはまだまだ重要な要素になっています。

 

と、いうわけで予報を担当する私たちも日々、天気図とともに実際の空を見ています。cloud

(※サボりではありません。…たぶん…coldsweats01

 

弊社の屋上から見える空。

20188215811.jpg

夏季、午前中から発達した雲が見られると午後関東北部での雷雨となる可能性が高い

とは、先輩M氏からの教え。

 

7月20日14時30分頃、北西の空には夏らしい発達した積乱雲がありました。

20188215835.jpg

 

この時、弊社の北西方向にあたる奥多摩方面で雷雨となっていました。(落雷を×で表示しています)

201882151640.jpg

 

 

雷雨をもたらす積乱雲は時間・空間ともにスケールが小さい局地的な現象です。

晴れていても突然の雷雨に襲われることも多いため、雷雨の前兆を知ることはとても重要です。

 

一般的に、雷雲が接近しているサインは以下の通りです。

 

■積乱雲が大きくなる

201882175757.jpg

 

■黒い雲が近づき、周囲が暗くなる・冷たい風が吹く

201882175823.jpg

 

また、首都圏の方は、弊社Twitterを見て頂ければ雷雲がどこにあるか確認できますsign01

 

観天望気、弊社Twitterなどを活用し、雷にそなえて楽しい夏をお過ごしくださいshine

 

 

<気象予報部 es>

酷暑と雷

201871914104.jpg

…あえて書くまでもないことですが…連日厳しい暑さが続いておりますね。。。

暑さには比較的強いのですが、今年はさすがにバテそうです…wobbly

 

太平洋高気圧の勢力が強く(強すぎ)

全国各地で真夏日どころか35℃を越える猛暑日が続いていますsweat02

7月18日には岐阜県多治見で最高気温40.7℃、美濃で40.6℃を記録しました。

(右図は7月18日14:30頃の岐阜県付近の気温です。

40℃まではいかないまでも周辺でもかなり気温が高くなっています)

これは、平成25年以来、5年ぶりだそうです。(!)

 

この暑さ、まだまだ弱まる気配はなくこの先1週間以上続く見込みです。coldsweats02

熱中症による被害がこれ以上拡大しないことを祈ります。

(特に西日本の被災地が心配です…)

 

さて、こう日中の気温が高くなると心配になるのが雷です。thunder

この数日の雷の状況を見てみますと…

上空の寒気がそれほど強くないため広い範囲での落雷はありませんが、関東~中国地方の山間部で雷が発生しています。

(↓7月16~18日の全国の雷の状況。点がそれぞれの落雷。時間ごとに色分け表示しています。)

2018719154812.jpg2018719154826.jpg2018719154940.jpg

 

(※過去の雷の状況は弊社HPとTwitterで公開しています。リンクはこちら→ HP / Twitter

 

ここ数日のように強い日射により地面が熱せられ、上昇気流により雲が発達して起こる雷を「熱雷」といい、

山間部で多く発生します。

レジャーシーズンでもある夏。

山などに行かれる方は、熱中症とともに天気の急変にもご注意ください。

 

 

<気象予報部 es>

7月の特徴

20187910454.jpg

今年は、関東甲信地方が6月末に梅雨明けとなりましたが、

梅雨明けの定義は、「雨が2日以上続いた後に梅雨前線が北上して、

前日と本日が晴れ更に週間天気予報で5日以上が晴れ(または一部曇り)」

とされています。

 

ただし、「梅雨の晴れ間」のような紛らわしい天気があるため、

判断はかなり難しいようです。

 

例年、梅雨末期には太平洋高気圧が日本の南で勢力を強め、

高気圧の縁辺を回る暖かく湿った空気が梅雨前線に向かって流れ込み、

前線の周辺で短時間にまとまった量の雨(集中豪雨)が降りやすくなります。

 

梅雨明け後は太平洋高気圧に覆われて夏本番となりますが、

同時に雷の最盛期の到来となりますので、

落雷や突風、局地的な短時間強雨に注意を払う必要があります。

 

 

<気象予報部より>

2018年6月の天候

201875154630.png

梅雨前線は、上旬から下旬前半まで本州南岸に位置することが多く、

下旬後半は日本海~北日本に北上しました。

 

梅雨前線や湿った空気の影響を受けにくかった東日本の太平洋側では

月間日照時間がかなり多くなりました。

 

一方、北海道は低気圧や前線の影響を受けて

周期的に天気が変化し月間降水量が多くなりました。

 

気温は、日本の東海上で移動性高気圧や

太平洋高気圧の勢力の強まる時期が多かったため、

全国的高くなりました。

 

降水量は、北日本の日本海側でかなり多く、

北日本の太平洋側と沖縄奄美でも多くなりました。

一方、東日本の日本海側では少なくなりました。

 

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より>