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11月の特徴

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日本海側の地方では、秋から冬にかけての雷を「雪おこし」の愛称で呼び、

「雪おこし」が観測された場合、冬の始まりであると言われています。

 

11月は、日本付近を高気圧と低気圧が交互に通過し、

寒暖を繰り返しながら晩秋から初冬へと移り変わる時期にあたります。

 

暦の上では、七日が「立冬」で、

関東では「木枯らし」が吹き出す頃とされていますが、

今年は10月末に観測されました。

 

木枯らしは、冬型の気圧配置が強まって吹く冷たい北西の季節風のことです。

 

下旬になると冬型の気圧配置が日を多く見られるようになります。

 

しかし真冬と違って冬型の気圧配置は長続きせず、すぐに大陸の高気圧が日本付近に移動してきます。

 

冬型の気圧配置が緩み移動性高気圧に覆われると、朝は冷え込みますが、

日中になると風も弱く暖かく穏やかな晴天(小春日和)になります。

 

 

<気象予報部より>

 

2017年10月の天候

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北・東・西日本では、上旬は数日周期で天気が変化しましたが、

中旬以降は秋雨前線や寒気の南下、更に2個の台風の影響を受けたため、

曇りや雨の日が多くなりました。

 

特に、台風21号と台風22号の北上に伴い秋雨前線も活発化し、

西・東日本を中心に広い範囲で大雨や暴風となり、

西日本の月の降水量は平年比の330%と1946年の統計開始以来最も多くなりました。

 

気温は、寒気の影響を受ける日が多かった北日本では低くなりましたが、

東・西日本では寒暖の差は大きかったものの平年並みになりました。

 

一方、沖縄・奄美では、太平洋高気圧の勢力が強く、

暖かい空気が流れ込んだ影響で平年に比べかなり高くなりました。

 

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より>

10月の特徴

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10月10日は東京オリンピックが開催された日で

「晴れの特異日」でもあります。

 

特異日とは、過去数十年の天気の結果から特定の天気が現れる割合が、

その前後の日と比べて突出して多い日のことをさします。

 

10月は、一年の中で気象が大きく変化する月といえます。

 

上旬は本州の南岸に秋雨前線が停滞しやすく、

特に東日本の太平洋側では曇りや雨のぐずついた日が続きます。

 

中旬になると大陸から移動してくる高気圧と低気圧が日本付近を交互に通過し、

ひと雨降るごとに涼しくなっていきます。

 

また帯状の高気圧に覆われると、まさに秋高気爽、

空気の澄んだ秋晴れの日が続くことがあります。

 

下旬は一時的に西高東低の気圧配置となり、

北日本中心に初霜や初氷、初冠雪、初雪の便りが届くようになります。

 

 

<気象予報部より>

2017年9月の天候

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高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過したことで、

北日本~西日本では天気は数日周期で変化しました。

 

特に北・東日本では高気圧に覆われる日が多く、

月間日照時間はかなり多くなりました。

 

気温は北・東日本では平年並みとなりましたが、

西日本では北からの寒気の影響を受けたため、平年よりもやや低くなりました。

 

一方、沖縄・奄美では太平洋高気圧に覆われ暖かい空気が流入しやすかったため、

かなり高くなりました。

 

降水量は、中旬に台風18号と秋雨前線の影響で

北・西日本と沖縄・奄美を中心に大雨となりました。

 

特に宮古島では日降水量が452mmを観測するなど

記録的な大雨となった所がありました。

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より> 

9月の特徴

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九月は夏から秋への季節の変わり目の月です。

 

特に月初めと月末の気温差が大きく平均気温5度以上の差があります。

 

前半は太平洋高気圧に覆われて各地で残暑が厳しいものの、

半ばを過ぎる頃から大陸育ちの移動性高気圧に覆われるようになるため、

日中は暑くても朝晩は涼しさが感じられるようになります。

 

この頃から日本の南岸には秋雨前線が停滞し、

太平洋側を中心にぐずついた天気が続くようになります。

 

また9月は大型台風の接近・上陸することが多い月です。

 

9月の台風は、南海上での勢力を保ったまま日本を縦断する経路をとることが多くなります。

 

特に、秋雨前線が停滞している時は、

前線を刺激して広範囲に大雨をもたらすことがあるので風水害等に厳重な警戒が必要です。

 

 

<気象予報部より>

2017年8月の天候

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8月は、日本の南海上の太平洋高気圧に覆われた沖縄・奄美では

晴れる日が多くなったため、

月の平均気温がかなり高くなるとともに月間日照時間もかなり多くなりました。

 

一方、北・東日本は上旬から中旬にオホーツク海高気圧に覆われることが多く、

前線や湿った空気の影響を受けて曇りや雨の日が多い不順な天候となり、

月間日照時間がかなり少なくなりました。

 

特に、北日本の太平洋側では気温の低い日が多くなりました。

 

また、北・東・西日本では大気の状態が不安定となる時期があり、

各地で大雨となりました。

 

東日本の日本海側では台風5号の影響を受けたため、

月間降水量がかなり多くなりました。

 

なお、台風5号は統計開始(1951年)以降で3番目の長寿台風となりました。

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より> 

8月の特徴

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暦の上では、7日が二十四節気の立秋で早くも秋となりますが、

気温が最も上昇する時期でもあります。

 

8月は太平洋高気圧が広く日本付近を覆い、安定した晴天が続くようになります。

 

しかし、太平洋高気圧の勢力が弱いとオホーツク海高気圧の影響を受け、

晴天が長続きせず、いわゆる不順な夏になることもあります。

 

また8月は雷の発生が最も多い月でもあります。

 

強い日射と南からの湿った気流、更に上空の寒気の影響で積乱雲が発達し、

局地的な大雨や落雷、突風、雹が発生することがあります。

 

一方、8月は台風の発生数が年間で最も多く(平年で5.9個)、

日本本土への影響も9月と並んで多い月(平年で1.7個)でもあります。

 

台風情報、雷情報等に十分注意して防災に気を配る必要があります。

 

 

<気象予報部より>

2017年7月の天候

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梅雨前線が日本海西部から北陸・東北地方に停滞することが多く、

また日本の南海上の太平洋高気圧の縁から

暖かく湿った空気が流れ込みやすかったため、前線活動が活発化し、

北・東・西日本の日本海側で月の降水量が多くなりました。

 

特に、5~6日の福岡・大分(平成29年7月九州北部豪雨)、

23~24日の秋田、新潟では、記録的な大雨となりました。

 

一方、梅雨前線の影響を受けにくかった東・西日本の太平洋側では

月の降水量が少なくなりました。

 

気温は、全国的に高く、

特に高気圧に覆われる時期が多かった北日本・東日本の太平洋側でかなり高く、

日射量も多くなりました。

 

台風は、7月に8個発生し、月の平均発生数3.6の2倍強となり、

その内2個が先島諸島に接近しました。

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より>

7月の特徴

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立葵の花は、梅雨入りの頃に下から順番に花が咲き、

梅雨明け頃に茎の先端まで咲きそろうことで季節の変化を知る手掛かりとなります。

 

7月は梅雨期から夏本番に変わる月です。

 

本州付近の梅雨明けは平年20日以降ですが、

梅雨末期は梅雨前線の活動が活発になります。

 

この原因となるのが太平洋高気圧の縁に沿って、

南から非常に多くの水蒸気を含んだ気流が入り込む「湿舌」です。

 

この湿舌により梅雨前線の中にある積乱雲が発達し、短時間に局地的な大雨を降らせます。

 

梅雨明け後は、太平洋高気圧に覆われ暫くは安定した夏空が続きますが、

同時に雷の最盛期でもあります。

 

落雷や突風、局地的な短時間強雨に注意する必要があります。

 

 

<気象予報部より>

2017年6月の天候

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北日本では、期間を通して低気圧の影響を受けやすかったため、

曇りや雨の日が多くなりました。

一方、東・西日本では、

上旬から中旬にかけて移動性高気圧に覆われる日が多かったため、

平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりました。

このため月間日照時間は、東・西日本で多く、

東海から近畿地方ではかなり多くなりました。

 

気温は、北・東日本の日本海側と西日本で低くになりましたが、

北・東日本の太平洋側と沖縄・奄美では平年並みとなりました。

 

降水量は、北日本でかなり多く北海道の各地で6月の月降水量を更新しました。

一方、東日本と西日本の日本海側で少なく、沖縄・奄美は平年並みとなりました。

 

※右図は気象庁HPより

 

 

<気象予報部より>